上がり3ハロンの貧脚

おっさんがBMCと遊ぶブログ

泰山珍道中

旅行大好きです(というほど行ってはいませんが)。
温泉でのんびりしたり、知らない町をふらふらしたり、
時に非日常的な生活を味わうのはよいリフレッシュになります。

中国でも行きたいところが山ほどあるのですが、
会社の近くからあまり長時間離れられない事情もあり、こちらに来てから観光らしい
観光はほとんどしていません。

なので、たまの出張、特に宿泊を伴う出張は少しうれしかったりします。
とは言え出張ですから観光する時間はないことがほとんどなのですが、
一度だけ有名な観光地に行く機会がありました。

出張先は山東省の淄博市、1年ちょっと前のはなしです。

いま思うとこの出張、私にとっては最初から非日常だらけでした。

社員「◯◯さん、チケットとりました」

私「え??飛行機じゃないの?」
社員「仕事が終わってから蘇州に移動して、夜行列車で行く方が合理的です。
   朝着くからすぐ仕事できますよ」
私「(本気?本気で言ってるの?)帰りのチケットは?」
社員「とってませんよ。向こうでとって下さい」
私「...」

この出張、三人(私以外は中国人)で行ったのですが、私ひとりだと絶対無理。
まあ、さすがのうちの会社も私ひとりだったらこんなことさせないんでしょうが。

出張当日列車に乗り込むと、

案の定、3段ベッドの一番上です。

かばんを枕に、夜中に何度も掛け布団を落としながら朝まで。
布団は落とすたびに一番下のベッドの人が拾ってくれました(ありがとう下の人)。

山東省の省都、済南には朝到着。この時点でかなりお疲れモード。

ここから取引先の車に乗り換えて一路淄博へ...のはずだったのですが、
先方からの連絡で「昼は都合悪くなった。夕方来てください」とのこと。

「疲れたからどこかで休もう」と言う私の提案は微塵も、ミジンコほども聞き入れられず、
いつの間にか泰山に行こうという話でまとまっています。

「普段からそのくらいまとまりあればいいのにね」なんて思っているうちに、
いつの間にやら泰山。

なにやら記念写真を撮られ、

ロープウェイに乗せられ、

気付けば雲の上。

貴重な経験をさせて頂きました。

泰山はユネスコ世界遺産にも登録されている聖なる山。
こんな機会でもなければ来ることもなかったでしょうから、本当は嬉しかったんです。

実はこの出張、帰りにも一悶着あって、

社員「◯◯さん、帰りの夜行列車のチケット売り切れです」
私「(ラッキー)仕方ないね。明日の朝の飛行機で帰ろうよ」
社員「ダメです。私は身分証忘れてきた。飛行機乗れません」
私「...」

この日は済南のホテルに宿泊し、翌朝5時くらいの寝台列車で帰りました。

いいかげん列車の旅に飽き飽きした私たち。
途中下車して高速バスに乗り換えたのは言うまでもありません。

おしまい。